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アクアマリン ダイヤモンドクリップ

作品名 アクアマリン ダイヤモンドクリップ
制作年 1964年
制作国 フランス
制作者 シュランバーゼー
素材 ゴールド、ダイヤモンド、アクアマリン

作品説明

盛り上がった楕円形のゴールドクリップは、爪留めされたサーキュラーカットのアクアマリンがセンターの長方形のアクアマリンを取り囲み、3石のダイヤモンドをセットした5弁の花びらが随所にあしらわれている。ゴールドの茎とおしべを伴うそれらの花々は絡み合う一対のゴールドの枝の上に配されている。
『Schlumberger Paris』の刻印入り。

解説

ジュエラーとしてジーン・シュランバーゼー(1907-87)が狙ったのは、「全てのものを、それが成長しているかのように不均等でアトランダムで、有機的で、動きがあるように見せる」ことであった。ここでは、微光を湛えるゴールドのおしべと茎、ビーズにも似た爪でハイライトを付けられたアクアマリンの美しいカラーの中に3輪の花がゆらめいている。
裏側の2本の爪で固定されるこのブローチは、帽子にもテイラードレスの襟に着けても美しく見え、第二次大戦後の20年間におけるファッショナブルな女性たちにとっては必須のジュエリーであった。
この作品が製作されたのはフランスだが、ニューヨークで販売された可能性もある。
シュランバーゼーは、1956年から5番街のティファニーに自分専用のサロンを持っていたからである。このデザインは、1995年10月から1996年2月の回帰でパリの装飾美術館で開催された『都市の中の1個のダイヤモンド』ジーン・シュランバーゼー展において、ペリドットをセットしたもう一点(カタログNo.77)とともに展示された。

ダイアナ スカリスブリック