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カール5世の肖像カメオのネックレス

作品名 カール5世の肖像カメオのネックレス
制作年 1600年頃
制作国 フランス(推定)
制作者 未詳
素材 アゲート、カーネリアン、ゴールド
サイズ L42mm, W38mm, H8mm

作品説明

積層アゲートのカメオによる胸像はオーストリアの皇帝カール5世の肖像で、リースを戴き鎧で身を固め、右向きの横顔を見せている。カメオはゴールドのペンダントにセットされており、そのフレームはアカンサスの葉のトレイル(枝垂れ下がるような様子)が光沢仕上げで施されブルー・エナメルでアウトラインが付けられている。ペンダントは打ち抜きのゴールド・チェーンに取り付けられており、そのクラスプにはレクタンギュラー(長方形)コレットにコーネリアンがセットされている。
カメオは1600年頃、ペンダントは1800年頃、チェーンは19世紀前半。

解説

ヨーロッパで最も権力を有する君主として、ハプスブルク家で最も偉大な皇帝カール5世(1500-1558)は、彫刻や絵画、メダル、そしてここにあるように、カメオに肖像が表された。このヴァージョンは、ハプスブルク王朝の肖像カメオのシリーズの一部を成す、死後製作のものの可能性がある。第一帝政に遡るこのセッティングは、ナポレオンの2番目の妻であるカール5世の子孫のオーストリア人皇后マリー・ルイーズへの進物としてひとりの廷臣から用命されたものということもあり、フランス製と思われる。

ダイアナ スカリスブリック