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サファイア リング

作品名 サファイア リング
制作年 14世紀頃
制作国 未詳
制作者 未詳
素材 サファイア、ゴールド

作品説明

14世紀のサファイアとゴールドのリングはフープがショルダーのところで枝分かれし、六角形の「パイディッシュ(パイ皿)」ベゼルを支えている。ミル打ちを施したそのベゼルには、カボションサファイアが爪留めされている。

解説

このリングは、サファイアの美しさと稀少さのためだけでなくこの宝石の魔除け的な性格によっても所有者から愛しまれたに違いない。
北フランスのレンヌの司教マルビュッドは最も影響力のある宝石研究書あるいは魔除け的なパワーの大要の著者だが、彼によれば、サファイアは着用者を貧困から守りまたその男性もしくは女性の貞操を守るとのことである。
このタイプのセッティングはオーブンでパイを焼くための皿に似たボックスが石を固定しており、「パイディッシュ」として知られるが、13世紀と14世紀に使用されたものである。

ダイアナ スカリスブリック