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ラクスバラ公爵夫人メアリー旧蔵 ダイヤモンド・ティアラ

作品名 ラクスバラ公爵夫人メアリー旧蔵 ダイヤモンド・ティアラ
制作年 1890年頃
制作国 イギリス
制作者 未詳
素材 ダイヤモンド、シルバー、ゴールド

作品説明

19世紀後期のダイヤモンド・ティアラは、そのサークレットが小さ目の2個に挟まれた1個の大き目のダイヤモンドのグループで構成されており、トップのところでフルール・ド・リスによって接合されたペアのスクロールの中で揺れる20個のグラデュエイションしたペア・シェイプ・ダイヤモンドの1本の列が冠されている。トレフォイルに載ったスパイク・アンド・コレットがフルール・ド・リスと交互に配されており、シルバーとイエロー・ゴールドにマウントされている。ネックレスとのコンヴァーティブルになっており、サークレットはバンドーになる。

プロヴナンス

ラクスバラ公爵夫人メアリー(1915-2014)

解説

ヴィクトリアン後期の時代のイギリスの貴族階級のすべての崇高さと裕福さは、このティアラによって要約されているが、それはハンナ・ロスチャイルドの娘のロズベリー伯爵夫人にしてラクスバラ公爵夫人の母、クルー子爵夫人から相続された可能性がある。重要な自由党の政治家にして駐フランス大使の妻として、レディ・クルーはロンドンの社交界における先導的な大立者であった。彼女とその娘は両者ともに、この重要な、“フェンダー”(炉格子)と呼ばれるティアラがふさわしい数多くのグランド・オケイジョンに招待されたものであった。あまりに多くのダイヤモンドが頭のあらゆる動きに連れて揺れて光を捉える光景は、確実に大いなる印象を生んですべての視線を着用者へと惹き付けた。

ダイアナ・スカリスブリック