作品名 | ギリシャ ゴールド ガラスリング |
制作年 | 紀元前4世紀 - 紀元前3世紀 |
制作国 | 未詳 |
制作者 | 未詳 |
素材 | ガラス、ゴールド |
右上側に矢を向けたゴールドのキューピッドの上に楕円形薄緑色のガラスをゴールドでベゼルセットしたリング。ヘレニズム時代。
このリングベゼルの技法は比較的単純である。金箔をカットして造形したモティーフの上に、ペーストを注入するのである。ゴールドの羽根を持った逞しいキューピッドは矢を放とうとしているが、あたったものは恋に落ちてしまう。
キューピッドは女性に大変人気があり、紀元前4世紀から紀元後3世紀頃までのジュエリーのモティーフとして、しばしば用いられる。