用語集

ブリリアント・カット【カット/シェイプ】

brilliant cut

57面体、キューレットを入れると58面体に研磨された最も一般的なダイヤモンドのカット。ローズ・カットの観点でテーブル・カットを再考したような形状で、上部のクラウン部分と下部のパヴィリオン部分から成る。17世紀後半にその初期の形態が登場し時代とともに改良されてきたが、現代のカットは1919年に数学者のマルセル・トルコフスキーが考案したモデルが基本で、ガードル径およびテーブル径と、テーブルの高さとパヴィリオンの深さの割合、そしてクラウン角度やパビリオン角度など(プロポーション)が決定されており、カットはそれに基づいて正確に行われる。代表的なラウンド・シェイプ・ブリリアントの他にも、ペア・シェイプやオーヴァル、マーキーズなど、様々なシェイプのブリリアント・カットがある。