イヤリングまたはブローチの一種で、上部飾りから1個か3個のペア・シェイプのパンドロークを吊り下げたもの。無数のヴァリエーションがあり、上部本体は、大きなラウンドのひとつ石かそれにさらに装飾を加えたもの、あるいはハートやブーケ、ロゼット、リボン・ボウなどから成る。主にダイヤモンドや貴石、パールで作られ、オープンワークやエナメルの装飾を伴うが、ペーストのものもある。17世紀にポピュラーとなるが、そのオリジナルはルネサンス時代の3個のパンドローク付のものや17世紀のリボン・ボウのペンダント・イヤリング。18世紀の同じ名称のシャンデリアのパンドロークあるいは全体のフォルムとの類似から名付けられたもの。